東京大学埋蔵文化財調査室


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2023.9.25 【遺跡見学会のお知らせ】
赤門北側で実施している発掘調査の現地見学会を1日のみですが、下記の通り実施します。
担当職員による解説もありますので、多くの方の来跡をお待ちしています。【詳細リンク】
日時:2023年10月13日(金)10時〜15時 ※雨天中止
2023.9.25 【文京区文化財講演会のお知らせ】
本年度の文京区文化財講演会は「小石川植物園と近現代考古学」をテーマに開催されます。講演会に合わせて温室建て替えに伴って実施された発掘調査出土遺物(近世〜近現代)が展示されます。詳細は文京区Webサイトを参照ください
2023.9.1 赤門北側のトイレ新営に伴う発掘調査で、溶姫(加賀藩13代斉泰に嫁いだ徳川11代将軍家斉21女)御殿時代(文政10年〔1827〕〜)の加賀藩邸地境石組溝が良好な状態で発見されました。この石組地境溝は本調査地点北側の情報学館・福武ホール地点、南側の伊藤国際学術研究センター地点でも発見されましたが、いずれも近代以降の撹乱を受けて遺存状況は良くありませんでした。この地境溝は溶姫御殿建設時に周囲の本郷六丁目町屋を引き払った火除け地との境に造られました。溝幅は約1mで他の藩邸境の2倍近い規模で、溝底には漆喰が貼られ非常に丁寧に造られています。この構造からも中山道(現本郷通り)に面した溶姫御殿の豪華さを知る遺構といえます〔写真はこちらから〕
2023.8.30 薬学部総合研究棟地点で検出された宝永富士山噴火火山灰堆積状況のはぎ取り模型が、9月1日より国立科学博物館で開催される企画展「震災からのあゆみ−未来へつなげる科学技術」で展示されます。
2023.5.24 オンライン刊行物に『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書18 東京大学本郷構内の遺跡 経済学研究科棟地点』の遺構・遺物写真データをアップしました
2023.4.4 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書18 東京大学本郷構内の遺跡 経済学研究科棟地点』を刊行しました。オンライン刊行物に掲載しました
2023.3.22 各キャンパスの遺跡を更新しました
2023.3.13 調査研究プロジェクト7資料集を掲載しました。
2023.3.13 調査研究プロジェクト6資料集を掲載しました。
2023.1.26 埋蔵文化財調査室 調査研究プロジェクト8大名屋敷跡遺跡研究の新潮流」を下記の通り開催します。

主 催:東京大学埋蔵文化財調査室・東京大学考古学研究室

日 時:3月11日(土)13:00〜17:00(開場12:30)
内 容
 1.大名屋敷跡遺跡研究の新視点(主旨説明)   追川 吉生(東京大学埋蔵文化財調査室)
 2.江戸低地域における小大名屋敷の造成と展開    仲光 克顕(中央区教育委員会)
 3.小石川植物園内の武家屋敷   小川 祐司(東京大学埋蔵文化財調査室)
 4.大坂蔵屋敷の考古学的調査   宮本 康治(大阪市教育委員会)
会 場:東京大学国際学術総合研究棟 文学部3 番大教室(東京大学本郷キャンパス)

交 通:東京メトロ丸の内線・都営地下鉄大江戸線「 本郷三丁目駅」ほか
参加費:無料(受け付けにて、参加者名簿へのご記入をお願いします)

申 込:不要
チラシ:
詳細はこちらをご覧ください。
2023.1.26 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告所17 東京大学白金台構内の遺跡(港区No.135遺跡) 医科学研究所附属病院A地点 研究編』を刊行しました。「オンライン刊行物」ページに掲載しました。
2023.1.26 『東京大学構内遺跡調査研究年報15』を刊行しました。「オンライン刊行物」ページに掲載しました。
2022.11.1 オンライン刊行物に遺構写真、遺物写真データのアップを開始しました。現在、報告書5医学部附属病院外来診療棟地点をアップしました(2022.11.1)。
2022.4.5 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書17 東京大学白金台構内の遺跡(港区No.135遺跡) 医科学研究所附属病院A棟地点』を刊行しました。「オンライン刊行物」ページに掲載しました
2022.2.14 埋蔵文化財調査室 調査研究プロジェクト7近代遺跡としての小石川植物園」を下記の通り開催します。

主催:東京大学埋蔵文化財調査室

共催:文京区教育委員会
日時:3月19日(土)受付12:15、開会12:45、閉会16:15
内容
 1.小石川植物園の史跡指定の経緯 丹野祥枝氏(文京区教育委員会)
 2.遺構からみた温室施設の変遷 成瀬晃司氏(東京大学埋蔵文化財調査室)
 3.近代煉瓦建築としての旧温室 青木祐介氏(横浜開港資料館・横浜都市発展記念館)
 4.旧温室及び諸施設使用煉瓦と近代煉瓦生産 中野光将氏(清瀬市郷土博物館)
会場:文京区民センター 3A会議室
定員:80名(申込が定員を超えた場合は、抽選とさせていただきます)

申込:こちらから(Googleフォームに必要事項を記載・選択して下さい)
チラシ:
詳細はこちらをご覧ください。
2021.12.14 【文京ミューズフェスタ2021】文京区内の博物館・美術館・庭園などがブースを出店するイベント「文京ミューズフェスタ」に本郷キャンパスの調査で出土した弥生後期〜古墳時代前期の遺物を出展します。
会期:12月16日〜18日、場所:文京シビックセンター1階ギャラリーシビック
2021.9.22 城西大学水田美術館企画展「江戸動物誌−生活のなかの動物たち−」展(会期:10月25日〜11月29日)に、本郷キャンパスの調査で発見された骨角製品、動物遺体が展示されます
2021.9.22 新宿歴史博物館 令和3年年度特別展「四谷塩町(しおちょう)からみる江戸のまち−近世考古学の世界−」展(会期:9月25日〜12月5日)に、本郷キャンパスの調査(伊藤国際学術研究センター・経済学研究科学術交流棟)で発見された地下式麹室遺構の写真が展示されます
2021.9.22 東京大学構内遺跡調査研究年報14を刊行しました。「オンライン刊行物」ページにpdf版を掲載しました
2021.9.22 「調査研究プロジェクト5 加賀藩邸出土陶磁器と科学分析」を掲載しました
2021.6.18 東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書16 東京大学本郷構内の遺跡 薬学部南館地点・薬学部資料館地点』を刊行。「オンライン版刊行物」ページに掲載。
2021.6.18 東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書15 東京大学本郷構内の遺跡 看護職員等宿舎1号棟地点・臨床試験棟地点・看護職員等宿舎3号棟地点(1)』を刊行しました。「オンライン版刊行物」ページに掲載しました。
2021.6.18 『東京大学構内遺跡調査研究年報13』を刊行しました。「オンライン刊行物」ページに掲載しました。
2021.6.18 加賀藩邸出土金箔瓦が、江戸東京博物館で開催されている『発掘された日本列島2021』」展(会期:6月5日〜7月4日)の地域展「江戸の金箔瓦」にて展示されています。
2020.6.29 東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書14 東京大学本郷構内の遺跡 医学部教育研究棟地点 研究編』を刊行しました。「オンライン版刊行物」ページに掲載しました。
2019.12.27 『東京大学構内遺跡調査研究年報12』を刊行しました。「オンライン刊行物」ページに掲載しました。
2019.11.25 2019年12月21日(土)に『調査研究プロジェクト5 加賀藩邸出土陶磁器と科学分析』を開催します。
2019.11.9 令和元年度 (公財)瀬戸市文化振興財団 企画展『陶器生産の変革−江戸中期の瀬戸窯と美濃窯−』(会場:愛知県陶磁美術館)に、調査室所蔵の医学部附属病院入院棟A地点天和2年の火災資料(C2層、D面焼土)が展示されています。
2019.4.10 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書14 東京大学本郷構内の遺跡 医学部教育研究棟地点 報告編』を刊行しました。「オンライン版刊行物」ページに掲載しました。
2019.4.3 『東京大学構内遺跡調査研究年報』11を刊行しました。「オンライン版刊行物」ページに掲載しました。
2019.1.18 調査研究プロジェクト2のレジュメを掲載しました。
2018.10.22 調査研究プロジェクト1、3のレジュメを掲載しました。
2018.10.5 メニューに「調査研究プロジェクト」を設定し、先日開催した『調査研究プロジェクト4 医学部附属病院入院棟A地点の成果−17世紀後葉の陶磁器から−』レジュメを掲載しました。今後過去のレジュメも追加していきます。
2018.8.1 【研究報告会のお知らせ】
東京大学埋蔵文化財調査室調査研究プロジェクト4 『医学部附属病院入院棟A地点の成果−17世紀後葉の陶磁器から−』を開催します。
日時:2018年9月22日(土)13:30〜17:45

場所本郷キャンパス 法文1号館 2階215教室
参加費無料・事前申込不要(先着40名)
2018.7.23 調査室では、7月2日〜8月末までの予定で、駒場Tキャンパス(教養学部)内で、体育館新営に伴う発掘調査を実施しています。当キャンパスは「東京大学駒場構内遺跡」として敷地全域が遺跡登録されています。隣接する駒場コミュニケーションプラザ地点では、縄文前期の遺構・遺物と旧石器時代の遺物が確認されており、今回も旧石器から縄文時代の遺構・遺物が検出されることが予想されます(2018.7.23)。
2018.4.3 室員一覧を更新しました。
2018.2.22 『東京大学構内遺跡調査研究年報』10をアップします。
2017.4.18 新年度を迎え、室員紹介を更新しました。
2017.4.18 「目白台三丁目遺跡」の調査が終了しました。江戸時代では組屋敷関係の多数の遺構が検出され、江戸以前では8〜9世紀の縦穴住居8軒、旧石器時代のフレイク類が立川ロームW層より出土しました。
2017.3.30 『赤門』展関連イベントとして第3回埋蔵文化財調査室研究プロジェクト『江戸藩邸と国元・金沢の食生活−動物考古学の研究成果から−』を開催します。期日:5月13日(土)13:00〜17:00 会場:東京大学大学院農学生命科学研究科・中島董一郎記念ホール。
2017.3.30 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書13 東京大学本郷構内の遺跡 医学部附属病院入院棟A地点《研究編》』を刊行し、オンライン版刊行物に掲載しました。
2017.3.18 総合研究博物館共催の特別展示『赤門−溶姫御殿から東京大学へ』を開催します。会期は5月28日までです。
2016.6.16 資料貸出フォーマトを更新しました)。
2016.4.11 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書13 東京大学本郷構内の遺跡 医学部附属病院入院棟A地点《報告編》』を刊行し、オンライン版刊行物に掲載しました。
2016.4.8 理学部1号館V期工事地点の調査略報を掲載します。八筋長屋に関わる井戸、露地趾などが検出され、絵図との対比による本郷邸北東部の空間構成復元という成果が得られています
2016.3.3 【研究報告会のお知らせ】
東京大学埋蔵文化財調査室調査研究プロジェクト2 『向岡記碑の研究−3Dデジタル測量による記録保存と向岡記碑の保存修復ー』の研究報告会を開催します。
日時:2016年3月5日(土)13:30〜17:00

場所中島董一カ記念ホール(東京大学弥生キャンパス内フードサイエンス棟1階)
参加費無料・事前申込不要
2015.10.16 【発掘調査見学会のお知らせ
10月23(金)、24(土)11時〜14時に、現在調査を実施している理学部1号館(V期))新営に伴う発掘調査見学会を行います。
2015.10.8 富山市埋蔵文化財センターHPの「富山城研究」コーナーに、本郷邸の調査成果報告による「江戸富山藩邸」が開設されました。
2015.8.24 理学部1号館V期工事に伴う発掘調査を開始しました。当地点は、理学部7号館地点の北側に当たり、加賀藩邸八筋長屋に関する遺構、遺物の検出が期待されます。11月頃まで実施予定です。
2015.7.23 病棟U期工事3次調査概報を掲載します。富山藩邸関連では庭園遺構や表門から続く石垣などが、また天和2年以前の道路状遺構、寛永期と考えられる地境溝などが検出されました。
2015.5.29 『東京大学構内遺跡調査研究年報』9(2011・2012年度)をオンライン版刊行物に掲載しました。調査報告では、細石刃の良好な資料を得た玄蕃所遺跡(東京大学検見川体育セミナーハウス地点)。紀要では「漆パレット・漆溜容器の研究」「文献・絵図資料にみる富山藩江戸屋敷」が収録されています。
2015.5.11 文京区目白台にある医学部附属病院分院跡地にて、試掘調査を開始しました。6月上旬まで実施予定です。
2015.5.1 「最近の調査から」に調査略報を掲載しました。
2015.3.6 国際イノベーション棟地点略報を掲載します。本地点は富山藩邸の調査で、蝋燭地業による土蔵基礎、土採り穴と推定される深さ約8mに及ぶ巨大遺構など注目される遺構が検出されています。
2015.1.8 2015年1月17日(土)駒場2キャンパスで江戸富山藩邸の調査研究報告会を行います
2014.5.7 アカデミックコモンズ地点の調査が終了しました。石組排水溝、便槽など溶姫御殿に関連する遺構群、18世紀までの詰人居住区に関連する地下室群、17世紀前半の地境溝など、多数の成果が得られました。
2014.2.4 一昨年、昨年に引き続き、医学部附属病院病棟U期新営に伴う発掘調査が始まります。今回は建設範囲の南側と東側に当たり、狭い面積の調査ですが、台地縁辺部での造成課程解明が期待されます。
2014.1.28 医学部附属病院内では、CRC-A棟T期地点の東側で、国際イノベーション地点の調査が開始されました。本地点は富山藩邸北側部分に該当し、緩斜面地を利用した大規模造成の様相解明が期待されます。
2013.11.25 アカデミックコモンズ地点現場見学会は、好天のもと、約1200名の見学者が来跡して盛況のうちに終了しました。関東大震災で全焼した東京帝國大学旧図書館煉瓦基礎遺構、赤門で知られる文政10年(1827)に将軍家から前田家に輿入れした溶姫御殿が明治元年に焼失した際に廃棄された被災瓦と溶姫に仕えた女中居住区の便槽の落とし物(簪、鏡など)、藩邸で催された大名儀礼で使用された素焼き土器と食物残滓、藩士の居住区に作られた地下室(穴蔵)と彼らの生活道具などの遺構、遺物に皆さんかなり関心を持たれ、質問も多く受けました。
2013.11.6 アカデミックコモンズ地点では11月22日・23日に現場見学会を開催します。
2013.10.7 アカデミックコモンズの調査が始まりました。調査地点は30年前に実施した、法学部4号館地点と文学部3号館地点の間です。
2013.10 病棟U期追加調査1が終了しました。富山藩邸初の初期鍋島向付が出土しました。また調査区北端では、18世紀中葉に廃絶された大規模地下室が2基並んで検出され、御殿で使用されたと考えられる遺物が出土しています。
2013.6.27 医学部附属病院内CRC-A棟T期地点の調査は、富山藩邸の調査に移り、大形瓦廃棄遺構や、絵図に描かれた馬場脇の堀状遺構などが検出されています。
2013.6.27 トップページに懐徳門施設として移築保存された、前田侯爵邸洋館基礎遺構の写真を掲載しました。
2013.5.13 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書12 東京大学本郷構内の遺跡 医学部附属病院受変電設備棟地点』を刊行しました。オンライン刊行物に掲載しました(2013.5.13)。
2013.5.13 『東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書11 東京大学本郷構内の遺跡 総合研究博物館新館地点』を刊行しました。オンライン刊行物に掲載しました(2013.5.13)。
2013.5.13 出光美術館『古染付と祥瑞』展に、加賀藩邸(医学部附属病院入院棟A地点)出土遺物が展示されます。
会期:2013年5月25日〜6月30日
2013.3.5 『東京大学構内遺跡調査研究年報』8を刊行しました。オンライン刊行物に掲載しました。
2013.1.17 昨夏の徳川美術館特別展に続き、大阪歴史博物館特別展『天下の城下町 大阪と江戸』展医学部附属病院第2中央診療棟地点出土の金箔瓦が展示されています。
会期:平成25年2月2日〜3月25日
2013.1.9 千代田区立日比谷図書文化館平成24年度文化財特別『徳川将軍家の器』展に、加賀藩邸(理学部7号館地点、法学部4号館地点、御殿下記念館地点)、大聖寺藩邸(医学部附属病院中央診療棟地点)、富山藩邸(看護師宿舎1号棟地点)出土の陶磁器類約60点が「大名たちの饗宴」資料として展示されます。
会期:平成25年1月19日〜3月3日
2012.12.26 医学部附属病院入院棟B地点の調査略報を掲載します。本郷邸初期開発関連遺構や古墳時代前期〜中期の集落が確認されました。
2012.12.18 医学部附属病院内で、CRC-A棟1期地点の調査が始まりました。本地点は富山藩・加賀藩両藩邸にかかり、藩邸境界施設及び藩邸奥部の空間構造解明にも期待がかかります。また古墳時代では看護師宿舎地点や入院棟B地点で検出された前期から中期の集落の拡がりの解明も期待されます。調査は来年11月までを予定しています。
2012.12.5 春日門総合研究棟(仮称)地点の調査略報を掲載します。
2012.11.1 遺跡見学会のお知らせ11月8(木)・9(金)に医学部附属病院新入院棟地点の見学会を行います。詳細はリンク先をご覧下さい。地図はこちら
2012.10.6 徳川美術館開催の秋季特別展『徳川将軍の御成』展に、医学部附属病院第2中央診療棟地点出土の金箔瓦が展示されています
2012.7.24 オンライン版刊行物に、報告書1〜4、年報1、2のpdf版をアップしました
2012.5.22 遺跡見学会のお知らせ5月25(金)、26(土)日に春日門横教育研究棟地点の遺跡見学会を行います。
2012.4.2 医学部附属病院入院棟B地点の発掘調査が始まりました。本地点は、加賀藩支藩「富山藩」上屋敷の御殿前にあたり、御殿建物基礎遺構などの検出が予想されます。また本地点一帯は、看護師宿舎地点の調査などで、古墳時代前〜中期の集落も確認されており、該期の住居跡の存在も大いに予想されます。調査期間は11月末までの予定です。
2011.12.6 春日門横教育研究棟(仮称)地点の発掘調査が始まりました。本地点は加賀藩本郷邸南東域の詰人空間にあたり、また明暦3年以前は同心組屋敷が存在した場所で、それらに関する遺構・遺物の検出が予想されます。調査期間は来年5月までの予定です。
2011.11.22 工学部3号館地点の調査が終了しました。育徳園心地池から邸外へ流れる流路が検出され、江戸期を通じ何度も作り替えられていたことが判明しました。また藩邸北域斜面地の土地利用として、巨大採土坑、大規模な段切り、盛り土造成の跡が検出されました。また9世紀の火災住居が検出され、墨書土器が出土しています。
2011.4.18 東京大学総合研究博物館 平成23年度春季企画特別展示『弥生誌 向丘記碑をめぐって』が、4月29日〜6月26日の会期で開催されます。本企画展は、これまでに調査室で発掘調査を実施した弥生地区、浅野地区での弥生時代、江戸時代の成果を中心に構成されています。上記写真の「仁清」印水指をはじめ、方形周溝墓レプリカ、出土土器などが展示されます。詳しくは、博物館HPをご覧下さい。
2011.4.11 東京大学埋蔵文化財調査室発掘調査報告書10『東京大学本郷構内の遺跡 教育学部総合研究棟地点・インテリジェント・モデリング・ラボラトリー地点』を刊行し、オンライン版刊行物にpdf版を掲載しました。
2011.4.11 『東京大学構内遺跡調査研究年報』7を刊行し、オンライン版刊行物にpdf版を掲載しました。
2011.3.10 工学部3号館建設地点での発掘調査現地見学会を3月18日(金)10:00〜12:00・13:00〜15:00、19日(土)10:00〜12:00・13:00〜14:00に実施します。詳細はリンク先のパンフレットをご覧下さい。
2011.3.4 現在発掘調査を実施している工学部3号館地点は、9月中旬までの調査予定ですが、これまでの調査成果に関する現地説明会を3月18・19日の両日に実施することになりました。時刻などの詳細は、決まり次第追って掲載します。
2011.2.9 法学部3号館中庭(南区)の調査が終了しました。北区同様、勤番武士長屋の庭に設けられた地下室が検出されました。いずれも18世紀前半以前の遺構です。
2011.2.1 医学部附属病院マクドナルドハウス地点の調査が終了しました。本地点は富山藩邸の一角に位置します。明治時代の大きな攪乱によって江戸時代の遺構はほとんど残っていませんでした。しかしそれよりも下の地層は破壊されておらず、古墳時代の竪穴住居3基を検出しました(五領式土器を伴います)。また旧石器時代では、立川ローム層Z層から剥片を素材とした打製石斧1点のほか、剥片や礫が合計16点、いずれも立川ローム層Z層から\層にかけて出土しました。
2011.1.18 法学部3号館改修工事に伴う2次調査が始まりました。貸長屋に伴う地下室などの遺構の存在が予想されます。
2011.1.4 工学部3号館新営に伴う発掘調査が始まりました。加賀藩邸最奥部かつ近代以降埋め立てされた育徳園心字池(通称三四郎池)から流路とその周辺傾斜地での土地利用状況などの解明が期待されます。
2010.12.8 愛知県陶磁資料館で2011年2月5日〜3月27日の会期で『阿蘭陀焼:憧れのプリントウェア−海を渡ったヨーロッパ陶磁』展が開催され、調査室所蔵資料から近代初頭のプリントウェア−13点が展示されます。
2010.12.8 医学部附属病院内で「マクドナルドハウス」地点の調査が始まりました。富山藩邸関連、古墳時代初頭などの遺構、遺物の存在が予想されます。
2010.12.2 「法学部3号館中庭増築地点」の調査が終了しました。84年の法学部3号館地点の調査で検出された貸長屋の続きにあたる区域で、それに伴う地下室、井戸、便槽などが検出されました。
2010.12.2 「理学系研究科附属植物園本園(小石川植物園)・売店下水・電気埋設溝地点」の調査が終了しました。薬園、白山御殿に関すると考えられる江戸時代の遺構・遺物と、縄文時代後〜晩期の埋没谷への廃棄と、晩期初頭の住居跡が検出されました。
2010.10.4 根津美術館にて、10月9日〜11月14日の会期で「南宋の青磁」展が開催され、本郷構内遺跡出土遺物が展示されます。
2010.10.4 「伊藤国際学術研究センター地点」の調査が終了しました。獣骨の一括廃棄など過去の本郷六丁目町屋跡での調査事例とは違った様相が見出されました。
2010.4.6 医学部附属病院立体駐車場地点の調査が完了しました。大半は取り壊し建物による攪乱を受けていますが、地下室など富山藩邸関連遺構が検出されました。
2010.3.12 農学部総合研究棟地点現地説明会のお知らせ
2010.3.10 オンライン刊行物に「東京大学本郷構内の遺跡 浅野地区T」を掲載しました。
2009.8.3 伊藤国際学術研究センター地点(本郷キャンパス)の発掘調査が始まりました。
2009.4.1 「各キャンパスの遺跡」 調査地点一覧表を更新しました。
2009.3.2 オンライン刊行物に「長嶋遺跡-三鷹国際交流会館地点報告書-」を掲載しました。
2008.11.10 調査室事務室は、56号館の耐震改修工事終了に伴い、11月20日より56号館207号室に移転します。
2008.11.10 経済学部学術交流研究棟地点の調査が終了しました。文政9年下限の本郷六丁目町屋跡では、地下式麹室や竈跡が、文政10年〜大正15年までの前田邸表門前では近世から近代に至る地境溝など諸施設が検出されました。
2008.9.30 資料の公開・貸出に国立歴史民俗博物館・常設展示を追加しました。
2008.8.25 医学部附属病院看護師宿舎第3地点の調査が終了しました。近代(お雇い外国人宿舎跡)、近世(富山藩邸庭園跡)、古墳(中期集落)、縄文(前期住居址、早期炉穴)、旧石器と重なる複合遺跡であることが明らかになりました。
2008.8.18 オンライン刊行物に「東京大学構内遺跡調査研究年報6」を掲載しました。
2008.8.18 オンライン刊行物に「東京大学構内遺跡出土陶磁器・土器の分類(1)」を掲載しました。
2008.1.22 リンクページの大学構内調査機関一覧に、九州大学、熊本大学を追加しました。
2008.1.10 駒込鰻縄手遺跡追分国際宿舎地点発掘調査速報を更新しました。
2008.11.10 経済学部学術交流研究棟地点の調査が終了しました。文政9年下限の本郷六丁目町屋跡では、地下式麹室や竈跡が、文政10年〜大正15年までの前田邸表門前では近世から近代に至る地境溝など諸施設が検出されました(2008.11.10)。
2008.8.25 医学部附属病院看護師宿舎第3地点の調査が終了しました。近代(お雇い外国人宿舎跡)、近世(富山藩邸庭園跡)、古墳(中期集落)、縄文(前期住居址、早期炉穴)、旧石器と重なる複合遺跡であることが明らかになりました。
2008.8.18 オンライン刊行物に「東京大学構内遺跡調査研究年報6」を掲載しました。
2008.8.18 オンライン刊行物に「東京大学構内遺跡出土陶磁器・土器の分類(1)」を掲載しました
2008.6.20 「看護師宿舎」の現地説明会を6月27日、28日に開催します。
2008.3.26 経済学部学術交流研究棟の調査が開始されました。期間は6月末までを予定しています。
本地点は、加賀藩本郷邸表門前のアプローチ、表門設置以前は本郷6丁目町屋に比定され、それに伴う、遺構、遺物の検出が予想されます。また、町屋に伴う遺構、遺物の検討から、門設置年代の解明が期待されます。
2008.2.5 2月1,2日に実施した「追分国際宿舎地点」の現地説明会は両日で約400名の参加者があり、天候にも恵まれ、無事終了しました。現地説明会の様子も加え、発掘調査速報を更新しました
2008.1.24 「追分国際宿舎地点」の発掘調査成果の公開を目的として、2月1日、2日に現地説明会を開催します。
2008.1.22 リンクページの大学構内調査機関一覧に、九州大学、熊本大学を追加しました
2008.1.10 駒込鰻縄手遺跡 追分国際宿舎地点発掘調査速報を更新しました。
2007.12.28 分国際宿舎地点の発掘調査では、近隣住民に対する発掘調査への理解と成果の公開を兼ねて、現場仮囲いに発掘調査速報を掲示しています。
2007.12.26 東京大学130周年記念事業、「知のプロムナード」の一つ「歴史と緑の道」として、山上会館1階ロビーの展示スペースに開設パネルが設置されました。130周年行事以降も、調査室の展示スペースとして活用していきます。インデックス欄にリンクバナーを設置しました。
2007.12.11 調査室事務室は56号館の耐震改修に伴い、先端研4号館南側の食堂・会議棟2階に移転しました。
2007.12.10 新追分国際宿舎の調査が始まりました。概地は江戸時代に幕府の組屋敷が存在した場所に否定され、それに関する遺構、遺物の検出が予想されます。来年の2月末までを予定しています。
2007.11.21 東京大学130周年記念事業、「知のプロムナード」の一つ「歴史と緑の道」に、山上会館、御殿下記念館地点出土の輸入陶磁器が、山上会館ロビーに展示されました。
2007.11.21 「懐徳門」が完成し、総合研究博物館地点の調査で出土した、前田侯爵邸(懐徳館)西洋館煉瓦基礎が門施設の一部として活用されました。
2007.10.11 「懐徳門地点」の調査が終了しました。加賀藩邸屋敷境の変遷の一端が明らかになりました。
2007.6.21 懐徳門新設に伴う発掘調査が開始されました。主な調査対象は本郷キャンパス外周に現存する部分も含め加賀藩邸外周の石垣です。
2007.6.21 附属病院第2中央診療棟前道路の中央分離帯に、入院棟地点出土の石組溝間知石が再利用され、その解説パネルが設置されました。
2007.6.21 兵庫陶芸美術館で開催される「a平焼」展(会期6.21〜9.2)に本郷構内御殿下記念館、工学部14号館出土資料、医科学研究所出土資料が展示される。
2007.5.21 オンライン刊行物に「工学部14号館地点発掘調査報告書」「東京大学構内遺跡調査研究年報5」を掲載しました。
2007.3.30 「資料の公開・貸出」に借用申請書フォーマット(EXCEL、PDFファイル)を掲載しました。
2007.1.10 「情報学環・福武ホール地点」の1次調査が終了しました。本郷六丁目町屋エリアからは麹室が7基検出され、その横穴の調査は2次調査として、2月に実施する予定です。
2006.5.31 3月より実施していたベンチャープラザ地点の調査が終了しました。詰人空間の暮らしぶりがうかがえる遺構が検出されました。
2006.5.31 6月5日より、本郷構内において「情報学環・福武ホール」建設に伴う発掘調査を開始します。調査地点は赤門と正門間の植樹帯で、江戸時代には北側約1/4が加賀藩邸、南側が町家(溶姫輿入れ以前まで)に該当する。本郷構内では数少ない町家の調査で、中山道に面した町家の構造、変遷などに関する成果が期待される。
2006.4.25 本郷キャンパス浅野地区に遺跡解説板を設置しました。
2006.4.4 ベンチャープラザの調査は、無事前半が終了し、3日から後半(西側)に入りました。
2006.3.8 3月6日より、本郷キャンパス内で「ベンチャープラザ」建設地点の事前調査を開始。期間は5月末を予定。本地点は江戸時代の加賀藩本郷邸南部、家臣の居住区付近にあたり、勤番武士の生活跡に関する成果が期待される。
2006.3.8 『埋蔵文化財調査室発掘調査報告書5 本郷構内の遺跡 医学部附属病院外来診療棟地点』を刊行。
オンライン刊行物にPDF版を掲載。
2006.3.8 『埋蔵文化財調査室発掘調査報告書6 東京大学本郷構内の遺跡 工学部1号館地点』を刊行。
オンライン刊行物にPDF版を掲載。
2006.3.8 瀬戸市美術館にて、2月4日〜3月26日の会期で「江戸時代の瀬戸・美濃 -三都と名古屋-」展が開催され、本郷構内遺跡出土遺物が展示される。
2005.6.23 駒場コミュニケーション・プラザ建設地点
立川ロームZ層から石器・剥片が出土。
2005.5.26 駒場コミュニケーション・プラザ建設地点の調査始まる。
立川ロームU層(淡クロ)から打製石斧が出土。
2005.4.17 朝日ビジュアルシリーズVol.5 『週刊 司馬遼太郎 街道をゆく』No.12「本郷界隈」で、当時、司馬遼太郎氏を本郷構内発掘調査現場へ案内した、藤本強氏(現東京大学名誉教授・國學院大學教授)が「地下から現れた江戸時代の大名屋敷」として構内の遺跡を詳細された。
2004.9.29 地震研究所総合研究棟建設地点の調査始まる。
地境の石組溝、礎石列をはじめ、調査区域全体に広がる焼土層を確認。
2004.5.18 駒場ファカルティハウス内に関東ローム層はぎ取り模型が展示・公開される